「精神障害2級」S男53歳の旅立ち

精神障害2級の弟を持つアラカン姉のブログ

9/26に、とりあえず必要最小限のものだけ持って転居したので、実家から家財道具を移動させていない。どうしても、必要だったテレビ(家に引きこもりがちの者にとって、テレビは必需品だろう)や、扇風機(まだ暑かった)などは、上の弟K介が自分の車で運んでくれたが。(K介は山男なので、小柄でも力はある。日時の都合がつかず、母の四十九日だった24日に、まず私のマンションに荷物を搬入し、26日の夜にS男の部屋に運んだ。私の部屋はエレベーターなしの4階、S男の部屋はエレベーターなしの3階!ご苦労様でした。)

テレビは、その団地ではケーブルテレビが無料で見られるのだが、リモコンを忘れたため設定がうまくいかなかった。しばらくの間、BSのいくつかのプログラムしか見ることができなかった。その他、不便なことが多々あったのだが、よくS男は耐えていた。その辺り、私よりも忍耐力がある。内面の戦いはいかほどのものか、とは思うが。

 

で、11/4から2泊で、荷物の整理のため、S男を連れて実家に帰って来た。男手が必要なこともあるし、彼にとって大切なものもあるだろうし。

ただ、すべてが汚れているので、なるべく過去を捨てて欲しい、と願った。今のところ、まだ清潔な新居に、過去のホコリを持ち込んで欲しくない。

 

実家に戻ったら、S男は緊張が解けたようで、私の仕事をめいっぱい増やし、私は朝から晩まで、叱りつけなければならず、消耗すること甚だしかった。